新作75:キイロタマゴタケ(きのこ)千葉県我孫子市

_DSC7719_1024px

kitamagotake_rv_JPG_1024px

kitamagotake_JPG_1024px

千葉県我孫子市 (2017年8月)
放射線量:150 cpm

日本菌学会の後藤康彦さんにご案内いただき、我孫子市の五本松公園へきのこ狩りに行ったのは今年8月。たくさん採取したきのこからサーベイメータを使って、一番放射能汚染が強いと思われたキタマゴタケの幼生を乾燥し、放射線像を撮像しました。成長したキタマゴタケは、後藤さんが前日までに同市草深公園で採取したものを譲っていただきました。

放射能測定の結果が出るまで慎重にならなければなりませんが、放射性セシウムを吸収していると思われます。傘の周辺部に移行していることが分かります。これはこれまで撮像した飯舘村の松茸などでも同様の傾向が観察されています(参照:アプリ・本)。

土の付いた部分がこれまで浪江町などで採取した植物と違い、それほど強く感光しておりません。それ以上に傘が感光していることが分かります。これは、菌根菌のきのこは菌糸を土の中で植物の根の表面または内部にまで伸ばし着生しますので、広い範囲から栄養を吸い上げているためです。ですから、野生のきのこが極めて放射能測定値が高いのは、単に質量が軽い(比重が小さい)というだけではなくて、実際放射性セシウムを吸い上げやすい栄養吸収システムがあるということです。

放射能測定値が出ましたら、改めて報告いたします。
ご案内、ご協力いただいた後藤さんに感謝申し上げます。

(加賀谷)

IMG_20170827_084257_1024pxキイロタマゴタケの幼生

IMG_20170827_081809_1024px

IMG_20170827_075056_1024pxさまざまなきのこが一斉に顔を出しておりました

放射線像アプリ 詳しくはこちら

Get it on Google Play